不貞慰謝料

【不貞慰謝料請求】夫の浮気相手がシングルマザーだった場合の対応

探偵に依頼して夫の浮気相手を調査して貰ったら、相手は小学生の子を持つシングルマザーでした。
シングルマザーの浮気相手に慰謝料請求したいです。夫とも離婚したいですが、夫が浮気相手と再婚するのは絶対に許せません。
今後どうしたらよいでしょうか。

今日はこの質問を取り上げたいと思います。

なぜシングルマザーに不倫が多いのか

ご相談者のように、夫の浮気相手を調べてみると、シングルマザーだったというケースは少なくありません。

弁護士
弁護士
弁護士は、浮気相手に内容証明を送るにあたって、相手が既婚者かどうか、独身だとして離婚歴があるか等を調査したり確認します。

シングルマザーが既婚男性と不倫関係になる理由については、以下のような事情が考えられます。

既婚男性側の事情

1 男心をくすぐる

シングルマザーは、経済的に苦労しながら、心に傷を負いながらも懸命に働き、子育てをしています。

そのような姿に男心がくすぐられ、「守ってあげたい」「力になってあげたい」という気持ちが芽生えることが多いのです。

2 会いやすい

シングルマザーは、夫に対する工作は必要ありませんので、時間の都合は自分次第です。ダブル不倫と比べて会いやすいということが挙げられます。

また、シングルマザーは休日は子どもと過ごす必要があり、休日に無理に会うことを求められる可能性は比較的低いようです。

既婚男性にとっては、家庭と両立しやすく都合が良いといえます。

3 慰謝料請求をされる心配が無い

ダブル不倫の場合、相手の配偶者に関係が発覚すると、慰謝料請求をされるリスクがあります。

しかし、シングルマザーの場合、夫がいませんので、慰謝料請求される可能性があるのは自分の妻からだけです。

不倫をする既婚男性は、自分の妻に発覚して妻から慰謝料請求をされることを想定していません(隠し通せると信じています)。

シングルマザー側の事情

1 生活の悩みを抱えている

シングルマザーは、生活面で様々な悩みを抱えていることが多いです。

シングルマザーにとって、独身男性より頼りになり、経済的にも余裕があり、悩み相談に乗ってくれる既婚男性が近くに現れた場合(上司、PTAなど)に、深い関係に発展してしまうことが多いようです。

2 挫折経験がある

シングルマザーは、過去に一度挫折を経験しています。

既婚男性から優しくされると、「こんな自分を好きになってくれるなんて」と感じ、好意に発展しがちです。

3 先入観

シングルマザーは、自分が「独身で子を育てていること」に漠然と引け目に感じている方が多いようです。

「未婚の独身男性はシングルマザーなんかに興味がないだろう」と思い、距離を置いてしまいがち。

そのような中、既婚者が自分に興味を示してくれると、「女性として見られる喜び」を思い出し、深い関係に陥ってしまうことがあるようです。

夫の浮気相手がシングルマザーだった場合の慰謝料請求

では、夫がシングルマザーと不倫していることが分かった場合、どのように対応すべきでしょうか。

1 証拠集め

弁護士
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基本的には、夫の浮気相手がシングルマザーであろうが、既婚女性であろうが、独身女性であろうが、対応の仕方は同じで、まずは証拠集めです。

以下の記事に証拠についてはまとめてありますので、確認しておきましょう。

【総まとめ】不貞相手に慰謝料請求するのに必要な証拠とは? 今日はこのようなご質問にお答えします。 不貞相手に慰謝料請求するのに必要な証拠とは 何故証拠が必要かを考えよう!...

2 方針を決める

夫がシングルマザーと浮気をしていることの証拠を得た場合、次に取るべき選択肢は、

1 相手に慰謝料請求をすること

2 相手に二度と夫と関わらない約束をさせること

3 夫に自白させること(浮気を認めさせること)

4 夫と離婚すること

この4つになります。

これをいつ、どのタイミングで行うかを決めましょう。

2の「関わらない約束」は、夫と離婚する場合には要求しないことが多いです(離婚する以上拘束することは難しいからです)。

弁護士
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時期が決められない場合は、一度お手元の証拠を持って、弁護士の法律相談を受けてみてもよいかもしれません。

3 実行する

相手がシングルマザーであっても、法的に許されていないことをしている相手であることに変わりはありません。

特にシングルマザーであることを意識することなく、躊躇なく実行して構いません。

弁護士に依頼しても良いですし、自分で相手に連絡を取り、直接交渉してもよいでしょう。

弁護士
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ただ、相手がシングルマザーの場合、経済的に余裕のない暮らしをしていることも多く、慰謝料の請求自体は可能であっても、実際に幾ら回収できるのか、一括で回収できるのか、分割払いを認めるのかという問題はあります。

そして、相手と話し合いを行い、交渉がまとまった場合は、「示談書」「合意書」といった書面を取り交わすことが基本です。

弁護士
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夫と二度と合わないという誓約をさせる場合には、直接会うことはもちろん、メール、LINEなどあらゆる手段での連絡を禁じ、違約の場合に違約金を支払わせる条項を入れておくとよいでしょう。

インターネット上で、示談書のひな形が溢れていますが、不十分であったり、間違っていた李、ご自身のケースにそぐわないものも多いです。

可能であれば、実際に取り交わす前に弁護士にチェックを受けた方が良さそうです。

また、慰謝料の分割払いを認める場合には、公正証書にしておくべきことは基本になります。

以下の記事も参考にしてください。

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まとめ

今回は、夫の浮気相手がシングルマザーだった場合をテーマに解説しました。

「子供がいる相手にどう対応したらいいのだろう」などと不安になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、不倫相手がシングルマザーであっても、やるべきことは一緒です。

冷静に対応していきましょう。

この記事が少しでも参考になればうれしいです!

それでは、また!