離婚準備・別居

【離婚・別居準備⑧】別居後の家探し(実家?家を借りる?)

ここ夫と別居しようと思います。別居後の家をどうしようか悩んでいます。一時的に実家に帰ろうと思っていますが、ずっと両親の世話になるわけにもいかないし、、。実家と賃貸とで判断がつきません。

今回はこの悩みを取り上げたいと思います。

離婚を決意したらまずは家探し。住まいを決めましょう。

離婚後の生活環境の基盤となるのが住まい。

住まいをどうするかは、経済面の余裕、地域性、子どもの有無や就学状況、職場と収入、毎日の時間配分、頼れる両親がいるかなど、人それぞれ置かれた状況によって、自分の価値観で決めるしかなく、正解はありません。

想定されるメリットとデメリットを踏まえ、しっかり考えて決めましょう。

なお、離婚調停を申し立てることを検討している場合、具体的な行動を起こす前に別居した方が良いです。

「調停をしながら、相手と同じ家にいる」という状態は、お互いに精神的に持たないです。仲の悪い姿を見せ続けることは、子どもにも良くありません。

選択肢としては、

  1. 賃貸アパート
  2. 実家
  3. 持ち家
  4. 元の家(同居時の家)に住み続ける

が考えられます。

それぞれについて、メリット・デメリットを整理してみましょう。

選択肢①:賃貸アパート

賃貸のメリット

1 引っ越しがしやすい
離婚後の生活を始めると、離婚前には想定していなかった事情から住まいの変更が必要となる場合があります。
その場合に転居がしやすいというのは大きなメリットです。

2 維持費がかからない
固定資産税・修繕費用は、家計の大きな負担となりますので、支払う必要が無いというのはメリットです。

賃貸のデメリット

1 家賃がかかる
当たり前ですが安くない家賃がかかります。払っても家は自分のものにはなりません。収入に占める住居費の割合はかなり大きいものになることは間違いありません。
どのような物件を選ぶかにもよりますが、子どもも住むとなると、一定のレベルは譲れないですよね。

2 敷金・保証人が必要な場合がある
入居の際、敷金としてまとまったお金や、保証人を求められる場合があります。保証会社を利用する場合、保証料がかかります。
そもそも、母子家庭というだけで審査が厳しくなる場合もあるようです。

選択肢②:実家

実家のメリット

1 家賃がかからない(又は低額で済む)
両親が家賃は要らないといってくれれば、収入が少ない間は甘えることができます。
家に一定額の生活費を入れるにしても、食費や光熱費も一部負担で済みます。
両親との関係が悪くなく、近所に住んでいるなら、経済的側面から言うと、実家に戻るのが一番でしょう。

2 子どもの世話を助けてもらえる
シングルマザーとなると、大変になるのが仕事と子どものバランス。子どもが急に病気になった場合に対応してもらえたり、保育園の送迎を手伝ってもらったり、子どもが下校時に自宅にいてくれるというだけで安心感がありますよね。
子どもの夕食の準備をお願いできる場合もあるでしょう。

3 子どもが寂しい思いをしない
子どもにとっては、環境が変わり、精神的にしんどいことがあるかもしれません。実家でおじいちゃん、おばあちゃんと生活できれば、少しでも気がまぎれることでしょう。

4 相談相手になってもらえる
子どものこと(病気、友達関係、進学など)や仕事のこと、元夫との関係などを親身になって相談に乗ってもらえる人がいるというのは、ありがたいでしょう。

5 自分の時間が持てる
シングルマザーとして子どもと暮らしていると、毎日が嵐のように過ぎていきます。おそらく自分の時間を持つことなどほとんど期待できないでしょう。
実家暮らしであれば、短時間でも子どもを見てもらうことが出来れば、一息つくことが出来ます。

実家のデメリット

1 気を遣う
両親との関係性にもよると思いますが、大なり小なり、気を遣うことになることは間違いありません。
両親はいつまでたっても親ですので、助けてもらえることの裏返しとして干渉はされやすくなるでしょう。

2 生活や子育てに口出しされる
両親の時代と今の時代は異なっていますが、両親の時代の価値観で生活に口出しされることは多くなるかもしれません。
子どもに対するしつけの方法なども、考え方が異なるかもしれません。

3 近所の目が気になる
近所の人は、結婚して出て行ったことを知っているため、出戻ってきたことが分かります。自分は気にならないかもしれませんが、両親は肩身の狭い思いをするかもしれませんね。

4 公的サポートが受けられない可能性がある
児童扶養手当は同居人の収入も要件に入っているため、給付が受けられない場合があります。それ以外の公的サポートについても、所得要件に引っかかって受けられない可能性はあります。

選択肢③:持ち家

持ち家のメリット

1 財産になる
賃貸と異なり、支払いを終えると自分の所有物として残ります。売却して現金化することも出来ます。
自分に万一のことが有った場合、子どもに残してやることも出来ます。

2 退去を求められる心配がない
賃貸の場合、大家さんの事情などで立ち退きを求められることがあります。実家にしても、いつまでも世話になっていられず、退去を求められることはあるでしょう。

持ち家のデメリット

1 維持費がかかる
固定資産税・修繕費用が掛かります。マンションの場合は管理費や修繕積立金も必要でしょう。
固定費となり、家計を圧迫することがあります。

2 引越しがしにくい
簡単には引越しが出来なくなります。売却するにしても希望の値段で売れるか分かりませんし、買い手がつくかどうか、すぐに売れるのかどうかという問題があります。

3 価値が下がる可能性がある
不動産市場は、将来どうなっていくかは誰にも予測できません。
購入時より価格が下がる可能性はありますし、逆に価格が上がった場合は、譲渡所得税がかかる場合もあります。

選択肢④:元の家(同居時の家)

元の家のメリット

1 住み慣れている
離婚しても、住み慣れた家に住み続けることが出来るに越したことはありません。

2 子どもへの影響を最小限に出来る
離婚に伴う環境変化は子どもに大きな負担を強いることになります。一方の親と離れて暮らすことになりますから、精神的に不安定になることもあるかもしれません。
元の家に住み続けることが出来れば、子どもはこれまでどおり通学することが出来、友達関係にも影響を及ぼしません。

元の家のデメリット

1 (持ち家であった場合)ローンの名義が元配偶者のままの場合、ローンの支払が滞る可能性がある。
住宅ローンを夫が支払い続けるという条件で今の家に住み続ける場合、夫が支払いをしなくなる可能性は付きまといます。
その場合、自宅は競売になり、転居せざるを得ません。

2 (賃貸だった場合)賃貸借契約の名義の変更が必要となる場合がある。
賃貸借契約の借主が夫名義の場合、家主さんに事情を説明して、名義変更しなければなりません。

まとめ

離婚を決意したら、まずは住まいをどうするかに悩むことでしょう。

どの選択肢にもメリット・デメリットがあり、判断が付かなくなることもあるかもしれません。

実家に戻ることにもデメリットがあります。

弁護士
弁護士
上に紹介したメリット・デメリットは、あくまでも一般的なものですので、あなたにとってのメリット・デメリットを一度書き出してみてはいかがでしょうか。

シングルマザーにとって、一番大切にしなければならないのは子供です。

そして、大事な子どもと安定した生活を送るためには仕事も重要です。

子どもと仕事、これをメインに検討されては如何でしょうか

賃貸物件は、わざわざ駅周辺の不動産屋を回るのではなく、ネットで探す時代。
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キャッシュバック賃貸

この記事が少しでも参考になればうれしいです。

それでは、また!